週刊少年ジャンプ20号

魔人探偵脳噛ネウロ

これまで、ネウロが弱気な呟きを漏らす場面は、たびたびありました。弱体化するに従って、迫る行動への不安を抱くこともありながら、それらの負の感情は、すべて自力で…不適な企みと力で、拭い去ってきたネウロ
そんな彼が、人間である弥子に励まされ後押しされ、迷うことをやめ決意できた。
つまりは、人間という種のさらなる進化。そして弥子自身が、人間だけでなく魔人の心さえも理解し、手をさしのべられるようになったという事実。内心、感動しっぱなしでした。
これまで、作品の大きなテーマとして描かれてきた『人間の進化』。ネウロが、自分の身さえも犠牲にするほどに惹かれ続けた理由も、明かされました。読み切り版では、謎の消滅によって滅び去った魔界。連載版では、滅びこそしていなかったわけですが、時間が長く変動もほとんどない魔界は、ネウロにとっては荒廃したも同然な退屈な世界だったのかもしれません。進化も何もない世界だったからこそ、魔界の謎は単純でカロリーも少なかったのでしょう。
ところで、池谷と由香…なんかいつの間にか良い雰囲気になっちゃって…/// この二人のやりとりも好きだったので、このまま正式にカップルになっちゃえばいいのになーなんて思っています。睦月ちゃんは…立派な社長さんになりそうですねw
別れの前の、他愛もない雑談。実は、ずっとずっと自分たちが見たかったのは、お互いを信頼しきった相手同士だからこそできる、こういうなんでもない時間だったのかもしれません。夜が明けるまで、二人が何を語り合ったのか…それはまぁ、読者の想像の余地、というところなのでしょう、ね。
しかし…ネウロがいなくなった後の、一瞬の弥子の表情。必死に堪え忍んでいるようで、胸に詰まって仕方なかったです。障気の元がなくなっても、どうやら生き返り状態は継続中のあかねちゃんと共に、一体どんな進化を遂げるのか。イメージ図を見ただけでも、鳥肌が止まりません。
次号、最終回。

ワンピース

知ってるんだと見せかけてお得意のフェイント。マジぱねえっすイワさん。ボンちゃんは、無実の罪で捕まったとか言ってたけど、その辺はどうなんだ?性別がしょっちゅう入れ替わってるイナズマさんもちょっと気になりますが、今はとにかく前進あるのみ!

バクマン。

これを白熱と言わずしてなんと言う。漫画ではごくごく一場面を切り取って見せているだけですが、この会議だけで延々話作っても、たぶん飽きない。できることなら、まるごと見学させてもらいたいものだと思いました。

SKET DANCE

椿の方には自覚ないようですが、ボッスンは再会したあと、たぶん気づけたよね?性格変わってるからわからんってことはないだろうし。これがスケット団の活動第一号となったわけか…しかしこの流れで終わってしまいそうだ…。

べるぜバブ

王道も王道、わかっちゃいるけどシビれるぜ…。『ケンカじゃねーよ』の流れがかっこよすぎる!ぶちのめせ、男鹿!

D.Gray-man

久々にここ数回をちょこちょこ読んでいたのですが…なんというかもう、別次元だなぁ…。連載初期の雰囲気が好きだったので、途中からフェードアウトしていたのですが…ちょっと少年誌とは思えない、壮絶な展開になってきていますね。また初めから読み直そうかしら。

ピューと吹く!ジャガー

いつも通り、高クオリティの『だから何?』感。素晴らしい。


…ちょっと野暮な疑問なので格納。ゼラの口から魔界へと帰ったネウロですが、再びゼラを経由すれば、元の地上へと戻れるんじゃないだろうか?そういう単純なもんでもないのかな。
それと、もう一つ気づいたこと。お嫁に行けない、ってことは魔界にも婚礼とかいう風習はあるのか。