1000-01-01から1年間の記事一覧

女性が主体、というちょっと変わったジュブナイルポルノ。どこまでも自分勝手で、どこまでも弟ラブなお姉さんが可愛い小説です。ずっと姉主体で話は進行するのですが、最後のカフェでのシチュエーションで、形勢が逆転するのが良い!最後の一言とイラストの…

わかつきひかるさんは、単純に作家の一人としても好きな人です。ジュブナイルポルノというジャンルにまだ足を踏み入れ始めたばかりのとき、この人の作品と出会えたのも、また幸運だったなと思います。他のポルノ小説が、わかりやすすぎるハーレムエンドばか…

道満晴明さんの短編集。快楽天に掲載されたものが主なのですが、結末もバッドエンドやブラックジョークなオチが多く、寓話的な雰囲気が漂っています。なんというか、淡々と乾ききってる、みたいな。これはこういう話ですよ、だから何?みたいな*1。初期のTAG…

笑えるかドン引きするかのギリギリのラインをざっくり抉ってくるこのストーリー。読者のことなんかかまってられるかという、なりふり構わない勢いが鮮烈に伝わってきます。きっとモーニング2読者の大半は置いてけぼりだぜ?

自分の百合好きを決定づけた漫画。百合が好きな人の中には、エロとイコールにするのに抵抗のある方も多いとよく聴きますが、自分は、このような直接的な描写のある漫画から匂い系へと、通常ルートとはたぶん真逆のコースで百合の世界に入ったので、最近多く…

百合、という文化に初めて触れたのがこの漫画。女性同士、という考え方が当時の自分にはまだなかったので、収録エピソード『女が女に惚れられて…』には、かなり衝撃を受けた覚えがあります。男勝りの女の子っていいよね。この作品に登場した二人は、今でも大…

おそらく父が学生時代から所有していたと思われるマンガ。たぶんこの世に生を受けて、初めてエロ+マンガというモノを認識した初めての作品です。とはいえ、成人指定もなんも入ってない、青年誌で連載されていたものなのですが、当時小学生だった自分には、…

と言うわけで、エイプリルフール企画・寝読師列伝でしたw 企画自体は、一年ほど前から構想していたのですが、準備をまったくしていなかったので、残り三日というところですべてを形作るという、慌ただしいモノになってしまいました。あちこちに作りの甘さが…

父の書棚にあったゴーマニズム宣言に、『表紙をファンシーにして目をくぐり抜けようとするエロマンガが多い』みたいな話を読んで、一念発起。古本屋で目を皿のようにして探し求めた末に見つけたのが、この『MAXI』でした。しかし、肝心の性行為シーンがぶっ…