5月読んだ本まとめ。

まさか小説を一冊しか読まない月になるとは。

5月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2147ページ

柚子ペパーミント 4 (ヤングガンガンコミックス)柚子ペパーミント 4 (ヤングガンガンコミックス)
表紙の青たんが麗しすぎてどうしような4巻。これ女性縛りならそろそろドクターでも出さないと弾切れなんじゃ…。本編のほうは、マサルさんお得意のデタラメなバトルがヒートアップしてきて楽しいです。伏線も放置ぎみながら徐々に回収を始めている感もあるかな。そしてハッサクはそろそろ活躍してくれることを俺は信じてる
読了日:05月08日 著者:佐藤 大,ゴツボ☆マサル
賢い犬リリエンタール  1 (ジャンプコミックス)賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス)
友人の間で評判だったので、読み。なんかわからないけど、色々なところがとてつもない気がする。ちょっとトボけた雰囲気の作品だけど、そのトボけ具合にも作者の才能が感じられました。何よりこの作風で少年ジャンプという舞台に挑んだのが純粋に凄い。黒服の上司さんの理念は惚れるなぁ…こういう人の下で働けたら最高だよね
読了日:05月17日 著者:葦原 大介
賢い犬リリエンタール 2 (ジャンプコミックス)賢い犬リリエンタール 2 (ジャンプコミックス)
紳士の回は特に神懸かってますねぇ。会話運びがとにかく痛快で、セリフ一つ一つがとてつもない中毒性を持ってます。ローライズロンリーロン毛とか、ネーミングセンスも自分じゃ一生浮かんでこないようなモノばかりだよなぁ…。幽霊子ちゃんの出番が少ないのが寂しいと言えば寂しい(来客と外出が多かったから仕方ないかも知れないけど)。あと、ごむぞうが可愛すぎる。クッションとして商品化してほしい
読了日:05月17日 著者:葦原 大介
つぼみ VOL.6 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)つぼみ VOL.6 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)
少し雑誌の方向性が変わった気がしますね。今までは単発モノが多めでしたが、今号や前号から話が続いている連作漫画が多くなった気がします。事前情報なしで購入したので、今回も意外な参加者が結構いてびっくりでした。天野シロは予想できなかったなぁ…。今号の中ではガールズライドが一番お気に入りかな。書き込み具合が凄く好み
読了日:05月18日 著者:カトウ ハルアキ 他
はじめてのあく 5 (少年サンデーコミックス)はじめてのあく 5 (少年サンデーコミックス)
連載時に既読。クリスマス前後がやはりヤバイ。藤木俊の絨毯爆撃が我々のハートを蹂躙しやがる…! 一冊ごとに読み比べると、キョーコのガードが段々ゆるくなってきてるのがわかって面白い。あともう少しで…落ちるよこれは! ラストのジローのキレ顔に鳥肌立ちました
読了日:05月18日 著者:藤木 俊
じょしらく(1) (ワイドKC)じょしらく(1) (ワイドKC)
一部既読。絶望先生におけるテーマ会話の端々に見られる、絶望少女達同志の他愛のない会話だけを抽出したような作品。絶望先生に比べれば強烈さは少ないですが、久米田先生原作だけあって、あちらこちらがやはり黒いw 落語CDは配役にwktkしてしまった。絶望先生で散々ネタにしたA○Bを持ってくるとは…まぁ結局こちらを買っちゃいましたけど、今となっては少し気になる
読了日:05月18日 著者:ヤス
変身・断食芸人 (岩波文庫)変身・断食芸人 (岩波文庫)
大学の論文用に読み。資料などを読むと、おとぎ話における変身モノは、戒めがあったり最後には呪いを解かれて元に戻るのが当たり前だっただけに、この脈絡のない恐怖が舞い降りる「変身」は当時衝撃的だったのだとか。カフカ作品すべてに言えるのだろうけど、文章をそのまま鵜呑みにするんじゃなく、一文一文脳内でこねくり回していかなきゃいけない系統の物語。好きな人にはいいかもしれないけど、慣れない読み方で結構疲れるw
読了日:05月23日 著者:カフカ
宇宙賃貸サルガッ荘(3) (KCデラックス)宇宙賃貸サルガッ荘(3) (KCデラックス)
メウの出生に光が当てられ始める第4巻。書き下ろしの外伝はアヴェにまつわるエピソードですが、毛色がサルガッ荘と少し違って、どちらかというと『マフィアとルアー』系統な雰囲気で面白かったです
読了日:05月23日 著者:TAGRO
ベントラーベントラー(3) (アフタヌーンKC)ベントラーベントラー(3) (アフタヌーンKC)
最悪の非暴力兵器『時間機雷』発動! クタムはすみちゃんを救えるのか…!? と書くとなんかそれっぽいですね。おそらくすべての人が予想しなかった結末を迎えた最終巻ですが、最後まで軸がブレずのほほん×本格SFをやりきった作者さんには本気で脱帽です。久々に、密度の高いSFを読ませて頂きました。ありがとうございました!
読了日:05月24日 著者:野村 亮馬
聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
ハチ公に泣けた…何世代に渡って待ち続けなければならないのだろうか…。マーラさんを始めとして、話にしか登場しなかったキャラクターが顔を出し始め、賑やかな印象でした。しかしユダさんのキャラはインパクトあるなぁ
読了日:05月25日 著者:中村 光
友達100人できるかな(3) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(3) (アフタヌーンKC)
人間以外の方が多めだった気もする第3巻。友達というのは恋人なんかより定義が曖昧で、それ故にそれぞれの友達観が存在していて、いつまでも飽きませんね。個人的にはヒカルちゃんの話が印象的だなぁ。あと、とよ田さんの少女漫画絵は凄まじくインパクトがあるなぁと思ったw
読了日:05月25日 著者:とよ田 みのる
少年探偵犬神ゲル 5 (ヤングガンガンコミックス)少年探偵犬神ゲル 5 (ヤングガンガンコミックス)
辛い業界ではまずありえない、「第一部完」の後に復活を果たした強者漫画。リスタートで気合いを入れているのか、密室殺人だったりもう一人の少年だったり、血湧き肉躍る展開がてんこもり。そしてそのすべてを意に介さず粉砕していくゲル君の鬼っぷりも健在でした。柚子とのコラボ回や、ジョニー警部の意外すぎるオフも収録されていてお買い得!半端な少年探偵共は道を開けろ!
読了日:05月25日 著者:ゴツボ☆マサル
D・キッサン短編集 矢継ぎ早のリリー (IDコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)D・キッサン短編集 矢継ぎ早のリリー (IDコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
どろ高で知られるD.キッサン氏の短編集。全力でコメディだったどろ高と異なり、伝奇、スポーツ時代モノなど、キッサン氏の様々な顔を知ることの出来る作品が収められています。特に好きだったのは『或ル婦人』。どろ高の番外編のときから、なんとなくそんな気はしてたんだけど、この人はこういうゾクッとするのモノも似合う
読了日:05月25日 著者:D.キッサン
電撃4コマ コレクション 放課後プレイ2 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 127-2)電撃4コマ コレクション 放課後プレイ2 (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション 127-2)
帯文の警告が秀逸。自己嫌悪と書いてせつなさみだれうち。お話のネタは、カードゲームだったりプラモだったりはがき職人だったり、なんとなくゲーム系4コマの名に恥じない感じになっていますw あと、エ●ュについての話題をちょろっとは言え、通常のゲーム雑誌で言及する辺り、やはり挑発的というか。まぁ、そういうところは枝葉にすぎなくて。これは、オタクな女と男の、好きなことと、好きな人と、嫌いな自分の物語
読了日:05月31日 著者:黒咲練導
怪獣のテイル 1 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)怪獣のテイル 1 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
文化部をいくつか、に続くF4Uの一般向け漫画。元ネタは前作で描かれていた、地球に着床する宇宙怪獣の話で、当時からこのアイデアを気に入っていた自分としては、実際に漫画化と相成って凄く嬉しい。しかし相変わらず、いやらしい絵をお描きになさる…。通常のセカイから盛大にズレた、F4U作品独特のセカイ観も相変わらずです
読了日:05月31日 著者:F4U
アニメ95.2アニメ95.2
ニコニコでおなじみの春原ロビンソンの、記念すべき商業単著第一作。アニメ業界には憧れもある反面、かなりアウトローでもあると聞いていて、自分の中で二面性のある世界だったのだけど、あとがきで書かれていた「毎日が文化祭」という表現には目から鱗が落ちました。テンポ良くて面白かった。のだけど、春原さんの作風をそもそも知らないと、やや伝わらない雰囲気もあるかな、とは思いました。あと、タイトルに関しては前々から謎だったけど、終盤のほうでその由来も語られています。みんなで知ってちょっぴり微妙な気分になってみようぜ!
読了日:05月31日 著者:春原ロビンソン

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