色々見たものを箇条書き。

劇場版天元突破グレンラガン螺厳編

ただただ圧倒されました…。ぶっちゃけ、最後のアレに関しては先に知っちゃっていたのですが、それにしてもあんな怒濤の展開を繰り出すとは…。TV版のほうがバランスも良いし見やすくはあったと思うのですが、映画ならではのお祭り騒ぎ、盛りだくさんの内容で超大満足。ニアとシモンを主軸に置いて再構成してあってうまいぐあいにまとまってましたね。しかしEDは切なすぎる…シモン…。カラオケで歌ってみたりしたのですが、歌詞が胸にくるなぁ…

帰ってきたウルトラマン

第31話「悪魔と天使の間に・・・」第35話「残酷! 光怪獣プリズ魔」を視聴。この辺は帰マンの中でも屈指のエピソードとして語られているらしいですね。
31話は、万能兵器であり本体とも揶揄されてしまうウルトラブレスレットの存在を逆手に取ったストーリーに度肝を抜かれてしまいました。黒幕である宇宙人が失語症の少年に化けているのも、なんとも策士というかずるがしこいというか(正体を知った郷が少年を殴るシーンなんか、わかっててもうわっと思ってしまった)。最終的には、隊長が少年に化けた宇宙人を射殺するのですが、喉から血を流し続けて、無垢な表情のまま近寄ってくる、なんとも言えない間。万が一……を想像してしまう、後味の悪い素晴らしい演出でした。
35話は、エヴァ使徒の一体・ラミエルのモデルとなった怪獣で有名。光が極限まで密集し物質化した生物、あらゆる物質を光に変えてしまう生物。既存の攻撃が通用しないひたすらに無機的な挙動は、異様に不気味でした。

容疑者Xの献身

原作既読。ぶっちゃけトリックの部分は忘れていたところも多かったのですが、観ている内に思い出しました。TVシリーズの最終回はオリジナルが余計に感じていたので不満も多かったのですが、こちらの映画は非常に堅実に作られていて、原作ファンも裏切らない秀逸な映像化になっていたと思います。堤さんはいい演技するのう。映画館で観たら普通に泣いてたかもしれない。