Jとユヤタンの『ファウスト』トークセッション第4回

取り急ぎこれだけ。
筒井康隆の新作ライトノベルビアンカ・オーバースタディ』一挙三話全100枚掲載。イラスト担当は、いとうのいぢ氏!
イラスト誰がやるかはそんなに気にしてなかったんですが…すげー直球ぶちかましてきましたよ!


メールマガジンファウスト第54号より

佐 藤:いったいどういう話なんですか?
編集長:ぶっちゃけた話をすると、ずばり時をかける少女』×『涼宮ハルヒの憂鬱です!
佐 藤:みんなすぐ影響されるんだから! 猫も杓子も『ハルヒ』だなあ。大御所も若手も
    影響受けまくりですよ。作家なんて昨今のラーメン業界と同じだ! インスパイア系だ!

ユヤタンの気持ちはよくわかるw


そしてJが言うには    

    東さんから筒井さんが今一番興味を持っているのが文学的手段としての
    ライトノベルで、しかし『群像』にはその辺りの面白い話が全部カットされて掲載されている、
    と伺ったんです。東さんは、筒井さんは今、ライトノベル的なアプローチで小説を
    書きたがってる
んじゃないかって僕にさかんに言ってくるわけです。そしてそれはきっと
    筒井さんと既にお付き合いのある既存の編集者にとっては理解の不可能な仕事になるのでは
    なかろうか、とも。で、それじゃあ僕が行きましょう、ということです。

という経緯があって筒井さんのファウスト参戦と相成ったそう。


編集長:しかし……今の僕は編集者としてすごいことになっているんですよ。あの佐藤友哉を2年半待たせ、
    巨星・筒井康隆の100枚の原稿を懐で温めまくってる
ダメな木下藤吉郎になっているわけだから(笑)。
佐 藤:「はよせんか! 草履が溶けとるぞ!」みたいな(笑)。
編集長:「汗臭いよその草履!」って(笑)。イラストレーターもね、ものすごいことになってますよ。
    祭りだ祭りだ! だからもうこの『ビアンカ・オーバースタディ』の扉絵は採算度外視で
    オールカラーでやろうと思ってるんですよ
。「限度いっぱいまでいく……!
    勝負の後は骨も残さない……!」ああ、僕はこれでまた“あの方面”の組織から恨まれてしまう!
佐 藤:え? え? “あの方面”の組織ということは、あ……もしかして「いとうのいぢ」さん?
編集長:ピンポン!
佐 藤:マジですか! これでさらに(いろいろ問題発言なので以下略)。


なんか今回のメルマガは、全文コピペしたいぐらい色々面白かったです。太田さんと佐藤さんの興奮っぷりと言ったらもう…w
6月(暫定)が楽しみですね。