あんなこといいな できたらいいな

凍りのくじら (講談社ノベルス)

凍りのくじら (講談社ノベルス)

感動ぉー。あー、あちこちで絶賛されてるわけだよ。終盤のオチはありがちな感じなんだけど、全然ありがちに見せずにしっかりと意外性を出すのが巧い。なにより作者が『ドラえもん』大好きなのがスゴク伝わってくる。特に、最後の参考文献はじーんってきた。参考文献を見て感動したとか初めてかもしれない。乙一さんの「F先生のポケット」も痛快なオマージュで好きだったけど、これは素晴らしい。藤子先生が生きておられる間に、ゼヒ読んでほしかった。最後に登場した秘密道具に泣かされました。
Gen9は…なんだろ、Sukoshi-Fukuyoka(少しふくよか)?*1

*1:少しじゃないか。