ネプ理科実験室

ネプ理科実験室

TV番組の書籍化。子供が喜んで読みそうな本。
 内容も、NHKがやりそうなよく知られている理科の実験じゃない、あんまりTVで見かけることのない奇抜な実験が多くて、大人でも普通に面白い。科学の力を駆使して果汁0%のオレンジジュースを作るとか、食べ物を化学反応させて、ビーカーの中でウ○コを作るとか。でんじろう先生よりもおもしろいんじゃね?とか、思ったりしました。最近、空気砲と電気コップしか見かけないし。
 ハナデンシャ、ウミウシアメフラシといった妙な生き物を紹介する章もあって、それも面白い。アメフラシが隠してる貝殻を取ったら死ぬなんて初めて知った。金に余裕があったら買ってみようかな〜。というか番組をチェックしてみよう、うん。
 

 今日はもう一つ。
 週刊少年ジャンプで連載してる「SKET DANCE」がかなり面白い。というか、すごい。
 学校のあらゆるサポートを請け負う三人組「スケット団」の活躍を描く青春活劇。なのですが、ジャンプでは今までなかったような作風のまんがです。なんというか、ギャグとシリアスの間をふわふわ浮いているような、そんなまんがです。汚れ漫画のように、普通にジャンプ連載陣の話題は出てくる、しかし完全なギャグというわけでもなく、基本はしっかりしたストーリーまんが。しかも、ミステリな要素もあって、伏線の張り方もメチャうまい。キャラの表情の変化もジャンプの他のまんがと違って、かなり大胆。コレが本当に初連載作品なのか?と思えるほど……と言ったら、少々言いすぎかもしれませんが、それでも、かなり完成度の高い作品であることは間違いないです。作者の「地味に続けていきたいです」というコメントもかなり気に入りました。今後の展開にもよりますが、長く長く、連載されてほしい作品です。