8月読んだ本まとめ。

読んだことがない人のを色々読みました。同人誌の感想もはじめました。

8月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:5858ページ
ナイス数:38ナイス

フランケン・ふらん 7 (チャンピオンREDコミックス)フランケン・ふらん 7 (チャンピオンREDコミックス)
早いモノでもう7巻。良い意味で安定したエログロとSFを今回も描いてくれていてぐっちょり楽しめました。個人的には蛸の話が触手好きとしては至高でございました。ぶっちゃけなガブリール先生も意外と様になっていて変に面白かったですw
読了日:08月09日 著者:木々津 克久
風雲児たち 幕末編 19 (SPコミックス)風雲児たち 幕末編 19 (SPコミックス)
さらば松陰。前巻の感想でも書いたけど、権力のトップが蛮社の獄にも似た制裁を行うとこれほどに悲惨なものになるのか──と戦々恐々しっぱなしでした。自らの支えを完全に失った小五郎が蔵六と偶然にも出逢うのは、まるでフィクションのごとき『運命』の出逢いだなぁ。刑場の見張り人がかつての前野良沢達のときとそのまんまの顔なのがなんだか嬉しかったw 「歴史の一瞬一瞬にifが満ちている」という主張に対する同意の弁は、林子平に対して「歴史にifはありえない」と言い切った数十年前からの心境の変化が感じ取れて感慨深い
読了日:08月09日 著者:みなもと 太郎
ゲッターロボG (1) (Action comics―ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボG (1) (Action comics―ゲッターロボ・サーガ)
いまさら初読。先に、ダークネスを読んでしまっていたのだけど、それ故に、いかにあの作品がオリジナルに敬意を払って描かれているかがよくわかった
読了日:08月12日 著者:永井 豪,石川 賢
ゲッターロボG (2) (Action comics―ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボG (2) (Action comics―ゲッターロボ・サーガ)
先に真ゲッターを見てしまったいたのだけど、真ドラゴンの姿形がオリジナルからの引用であるとわかって素直に驚いた。ゴールもそうだったけど、ゲッターの敵対勢力の最期は、悪役らしからぬ哀しさがあるなぁ
読了日:08月12日 著者:永井 豪,石川 賢
文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
今年の夏は京極の夏にしようと思いたち読み。前作と比べるとボリュームも増し、事件の内容も複雑になっているけれど、基本的に難解なものではなく時間はかかったけれど読みやすかった。ミステリを読んでいるというよりかは、先の読めない群像劇を読んでいる感覚に近かった気がする。個人的には、京極堂の動機に関する見解、無意識のうちに犯罪をケガレとして扱う話が印象に残っている。読んでいる最中、必要な人なことはわかっているけど、関口君の横やりが気になってしかたなかったなあw
読了日:08月12日 著者:京極 夏彦
ゲッターロボ號 1 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボ號 1 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボ號 2 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボ號 2 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボ號 3 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボ號 3 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボ號 4 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボ號 4 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボ號 5 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)ゲッターロボ號 5 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
真ゲッターロボ 1 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)真ゲッターロボ 1 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
真ゲッターロボ 2 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)真ゲッターロボ 2 (アクションコミックス ゲッターロボ・サーガ)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボアーク 1 (アクションコミックス)ゲッターロボアーク 1 (アクションコミックス)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
ゲッターロボアーク 2 (アクションコミックス)ゲッターロボアーク 2 (アクションコミックス)
読了日:08月16日 著者:永井 豪
少年ジャンプNEXT!2011SUMMER (サマー) 2011年 9/20号 [雑誌]少年ジャンプNEXT!2011SUMMER (サマー) 2011年 9/20号 [雑誌]
待望の松井先生新作。相変わらず発想が頭一つ飛び抜けていて安定して面白かった。ネウロが人間の進化や悪意がテーマなら、今作では人間の欲望がテーマのようだ。堀越先生の新作は、ラスト直前の説明不足が気になった以外は抜群に面白かった。細かいこと抜きにわっくわくするし、会話運びも最高。新人さんでは、構成に難があったけど、絵が飛び抜けて上手い「シュラプネル」が好み。唐突にも程があるけど、ヒロインとパンチラが素晴らしすぎてこちそうさまでした。あとはmagico外伝…本編もこのままのノリでいいのに!に!
読了日:08月16日 著者:
デュラララ!! ×10 (電撃文庫 な 9-39)デュラララ!! ×10 (電撃文庫 な 9-39)
狩沢さん遊馬崎さんが表紙で大満足な大台第10巻。最近は(最初から?)メインのストーリーがなかなか進行しないシリーズではありますが、今回は三つ巴の小競り合いが更に街に食い込んでいく様が描かれ、物語もかなり進行したように思います。予定では脇役達の小さなストーリーを掘り下げるつもりだったそうですが、計画を変更し、×12には現在進行中のお話にピリオドを打つとのことで、寂しくもありちゃんと終わるメドが見えてほっとしたり。バラバラだった住民達も一つ所に集結し、黒幕も現れ、お膳立ては整った!
読了日:08月16日 著者:成田 良悟
コンチェルト (ジェッツコミックス)コンチェルト (ジェッツコミックス)
久々にがっち百合が読みたい!と脳のある部分が訴えだしたので読み。なにげにはっとりさんの作品をちゃんと読むのはこれが初かな? 軽めのストーリーで女の子達のいちゃこらが描かれていて、よくもわるくも読みやすかった。連載された期間に幅があるので、一作ごとの絵柄の変化も面白い。しかし第5話のお母さんの告白を聞いて、二人は自分達の未来像を重ねて不安になったりしなかったのだろうか
読了日:08月18日 著者:はっとりみつる
新・絶望に効く薬新・絶望に効く薬
週刊誌に舞台を変え、再開された革命的対談漫画シリーズ。雑誌色の違いで色々制約も多く、対談相手が主に芸能系の人物だったり、漫画のページ自体もかなり少なかったりと、ファーストシーズンと比べてボリュームの縮小は否めない。後半は実際のインタビューを書き起こしたテキスト集となっていますが、まったく編集を加えていないのか、文章に読みにくさや冷たい印象を感じました。再開してくれたのは嬉しいけど、単行本化するほどの内容かというとうーむ・・・
読了日:08月18日 著者:山田玲司
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
見も知らぬ別人の記憶を持つ女と、怪事件の周囲で浮かび上がる謎の髑髏。小さな違和感があちこちに残る不可解な事件群を、京極堂が解きほぐす。読んでいて全部が繋がった事件ってことをなんとなく感じ取っていたのか、前作よりもミステリとして読めていて、それゆえにさくさく読めた気がします。根幹を形成するトリックについては早い段階から見当が付いていたので驚きはなかったのですが、よもやこれほど壮大な話にまで発展するとは・・。まさしくメフィスト賞第0回作家、超ミステリの名に恥じないシロモノでした。「お前なんか大っ嫌いだッ!」
読了日:08月19日 著者:京極 夏彦
輝夜が紅魔館のメイドになるそうです輝夜が紅魔館のメイドになるそうです
銀河さんの東方同人本。ネームは数ヶ月前に完成し、本書きも途中までされていたものの諸事情により中断となっていただけに、今回遂に形になってくれてとても嬉しい。中身はタイトル通りのギャグありホロリありなコメディ作品。何名かの扱いが非情だったり、コマ外でハミダシネタが多発したりとやりたい放題な構成ですが、輝夜が美人として認識されていたり、『永遠と須臾を操る程度の能力』がお話に上手く入れ込まれていたりと、原作設定もしっかり反映した一作になっているのが興味深い。イイハナシダナーって言いたい人にお勧めの作品です
読了日:08月20日 著者:ボディマハッタヤ銀河
やくもつくものやくもつくもの
沙月さん執筆の同名SSを、北雪さんがコミカライズした東方同人本。祭囃子には早い時分、外の騒がしさに誘われて、伊吹萃香は霧となって幻想郷を巡り…。言葉遊びによって連なる4つの短編で構成されており、いずれも北雪さんによる鮮やかな筆致によって、総天然色の幻想郷の日常が描き出されています。原作から書き下ろしや改編も幾らか加えられており、含みのある〆も相まって、何度も読み返し味わえる染みる作品になっています。美しい装丁や、肌触りの良い紙の質感も素晴らしく、思わず手元に置いておきたくなる一冊です
読了日:08月20日 著者:北雪、姫上沙月
PONPON BABYPONPON BABY
東方同人本。表紙と試し読みで惹かれて、委託を利用して購入した一冊。見ての通り、性的なレイマリ本で、ボリュームは控えめながらストレートな百合を思う存分やってくれていて大変満足! ですが、ラストシーンで唐突に毒が含まれており、やや面食らったりも(この辺の描写にネウロっぽさを感じたのは私だけだろうか)。表紙の雰囲気がロリっぽいですが本編の二人は結構肉付きいいカラダしてますので、そういうの期待されてる方はやや注意?
読了日:08月20日 著者:狗吠
小さな小さなつよがり小さな小さなつよがり
東方同人本成年向け。内容はナズーリンが森の中で触手を持った謎の妖怪に襲われ…という感じ。二次創作において、ナズーリンがこんなにかよわいという設定はあんまり見ないので新鮮。秋さんの本はフルカラーがお馴染みになっていたので、モノクロで描かれた今作は更に新鮮。しかしおっぱいもそうなんだけど、秋さんのナズーリンは耳がやわこそうでもう!ふわふわしたい!
読了日:08月20日 著者:
ユーワクッヌエッチョユーワクッヌエッチョ
東方同人本成年向け。やや淫獣入ったぬえが、助けてくれた奥手な男の子にお礼代わりに手ほどき、という話。この人のぬえはスレンダーな体型だけど、どこか瑞々しくていやらしくて大変良いです。しかし、ぬえの成年向け本では「未確認○○○」「正体不明の○○○」って表現、示し合わせたようによく使われるよなぁ
読了日:08月21日 著者:タカハル
les miserablesles miserables
東方同人本成年向け。タイトル通り、端々にレ・ミゼラブルの要素が入っているのが特徴的な作品。最後に〆の言葉を呟いた人物が、なんでフランの魔の手を逃れられたのか、とかは地味に気になるところではある。登場する触手は肉塊的なものですが、フランが使役するモノとしてはイメージぴったんこで良いんじゃないでしょうか!
読了日:08月21日 著者:西村 にけ
中国嫁日記 一中国嫁日記 一
結婚なんか考えもしなかったオタクな著者が、ひょんなことから夫婦となった、20代の中国人嫁さんの妙ちきりんな言動を綴ったエッセイコミック。国という大きな枠だけで語る風聞が耐えぬ昨今、こんな風に国際結婚した方の日常を垣間見るとほっこりいたします。そりゃあ国が違うから変に思うところはお互いあるけど、大好きだから関係ない! 日常パートも良かったですが、書き下ろしの出逢い編も良かった。多くの人が口には出さないけど、最初の一押しってこういう「なんとなく悪くないオモタから」で、始まるんだろうなぁ
読了日:08月21日 著者:井上 純一
ふ~ふ 1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)ふ~ふ 1巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)
百合作品というのは、友人からそれ以上の関係へと徐々に進んでいく過程を描いたモノが多いですが、その過程をあえてぶっちぎり、ハッピーエンドを迎えた後の二人のいちゃこらをひたすら描いている、のが本作。属性がかなり盛り込まれているのが現実離れしているように見えて気にはなるのですが、基本的にはひったすら幸せオーラ満載のバカップル共の日常をにやにや楽しめました。お姉さんの発展模様も楽しみ!是非ともワイルドローズでバリバリ伝説出張版を!
読了日:08月21日 著者:源 久也
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
単純にページの量と用語の難解さでそれなりに時間はかかったものの、ペース的には今回もするするっと読めた。前作までを大幅に上回るボリュームだけれど、事件の構造はそこまで複雑なわけではなく──長い時間をかけて紡がれた『禅』という檻に京極堂を始めとする作中人物、読者である自分も翻弄されていた気がする。脳髄という枠を超越した『禅』の世界を、言葉をもってでしか伝えられない小説という媒体で、しかもミステリとして成立させているのはさすがの豪筆。個人的には、宗教や妖怪は、科学と決して相容れない、という話が興味深かった
読了日:08月23日 著者:京極 夏彦
血界戦線 ―魔封街結社― (ジャンプコミックス)血界戦線 ―魔封街結社― (ジャンプコミックス)
読み切り版を既読。魑魅魍魎が当たり前に跋扈して、世界の命運が日常茶飯事のごとく揺さぶられる世界観が楽しい。登場する異界の敵共も、みんな人間くさくてなんか憎めないなあ。「手始めに世界を救うのだ」
読了日:08月26日 著者:内藤 泰弘
血界戦線 2 ―世界と世界のゲーム― (ジャンプコミックス)血界戦線 2 ―世界と世界のゲーム― (ジャンプコミックス)
ブラッド・ブリードが現れ、読み切り版の物語はヘルサレムズ・ロットが形成される以前の物語であったことが明らかに。トーニオの切り替えの早さが常人のそれじゃなくてゾクッとする
読了日:08月26日 著者:内藤 泰弘
血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)
ただパンチ・改! ライブラメンバーも充実して賑やかになってきた第3巻。最初の話「Day In Day Out」は不穏な日常を群像劇で描いていてハチャメチャ楽しかった。世界を鼻歌まじりに救っていく漫画、という内藤さんの紹介がイイ!
読了日:08月26日 著者:内藤 泰弘
天才 柳沢教授の生活(31) (モーニングKC)天才 柳沢教授の生活(31) (モーニングKC)
雑誌掲載時に既読。この中では3人の教え子達の話が印象深い。女同士の関係って険悪なようで仲良しなようで、本当にミステリィ。あとタマが病院に行く話も好きだ。鼻ずるずるのタマの顔は、猫飼ってる人だからこそ描ける表情だなあ
読了日:08月27日 著者:山下 和美
ヨメがコレなもんで。 (ビームコミックス)ヨメがコレなもんで。 (ビームコミックス)
宇宙人のヨメさんと結婚した旦那さんの、すこしふしぎな結婚生活を描いたハートフルコメディ。完全に人外な外見をしているのにひたっすらに可愛いヨメさんの一挙一動に、「思わず俺が読みたかったのはこういう漫画なんだよ!」と叫びたくなる! 個人的には結婚する前の二人の恋愛模様なんかも読んでみたいなぁ
読了日:08月30日 著者:宮田 紘次
SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]SPUR (シュプール) 2011年 10月号 [雑誌]
岸辺露伴の短編目当てで購入。16Pという分量に、1Pぶち抜きの構図をばんばん入れてくるあたりさすがの荒木先生。ルーブルで確立された色遣いも、グッチという歴史あるブランドの匂いとマッチしていて雰囲気抜群。本誌のほうもぱらぱらと読みましたが、本場で創られたファッションブランドの数々は普段私が目にしている衣服とは比べようもない重みがあり、誌面の濃さにくらくらしてしまいました。私には縁遠い世界ですが、これを毎月買って当たり前のように読んでいる読者ってどういう人なんだろうなあ…
読了日:08月30日 著者:

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