短いお別れ。


わたしの夢は小説家です。

小説は無敵だと思っています。

なぜかといえば、どんなことだろうと糧にできるからです。

例え、自分がどんなに人に劣っていようとも。
人から嫌われようとも。
憎まれようと。

欝になろうと、絶望しようと、虚無になろうと。

どんな汚く苦く、苦しい経験や感情だろうと。

物語の一部にできる。

「あ、これはネタになる」とほくそえんで、本気で悩んでる自分を第三者の目線で見つめ、我を取り戻すことができる。

小説を書くという選択がなかったら、とうに自分は朽ち果てていたでしょう。

だからこそ、自分には物語しかない。

這い回って、野垂死にそうになっても、物語を描かなけりゃ、意味がないのです。

だから、これから全力で死に物狂いになろうと思います。


***


一度は落ちに落ちた自分をぎりぎりでつなぎとめてくれたのは、もちろん物語。

だけど、底から這い上がってこれたのは、この二年間で出会った様々な人たちのおかげです。

mixiの友達はもちろんのこと、ブログを見てくれているかた、skypeで話しているみんな、pixivのマイピクさんたち。そして、話すことはかなわないけれど、ネットやその他の媒体で思い思いの作品を作り上げている、小説家、漫画家、絵師、実況者、そしてその他の方々。

あなたたちと出会えたことで、自分はGen9として、一人の人間として、戻ってくることができました。

ありがとうという陳腐な言葉しか吐けないのが、悔しくて仕方ありませんが、伝えきれないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、ありがとうございます。

ここからは、ちょっとしたターニングポイントです。

決して死ぬわけではないけれど、人生の土壇場として、ちょっくら頑張って生きたいと思います。

それでは、改めまして。

春に、また逢いましょう。