清涼院流水、再飛躍。


セカイイサンさまよりー。
昨年発売された彩紋家事件文庫版より約一年。水面下での下準備を続けてきた流水さんが、どうやら行動を開始したようです。


まずは新刊。
一年半ほどまえから告知されていた書き下ろし長編二冊が、今月末発売されます。
タイトルは『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』。そして『B/W 完全犯罪研究会』。それぞれ、文藝春秋太田出版より、刊行!
コズミック・ゼロは、あのデビュー作、コズミックから12年、干支の一周した記念すべき年の作品と言うことで、コピーも『生まれ変わった清涼院流水の“新たなデビュー作”!』と称されるなど、かなり気合いの入ったモノになっているようです。
B/W(ブラック・オア・ホワイト)は、流水版『羊たちの沈黙』と銘打たれた、これまた気合いの入った作品。執筆当初は、流水版『デスノート』と言われていたこの作品ですが、果たしてどんな内容になっているのか。と言うか寝耳に水な情報で金が足りやしねーよこんちくしょー!


続いて水野流水。
成功本の熱心な著者として知られる水野俊也さん。彼とのタッグ『水野流』も前々から動いていましたが、こちらも成功法1000個目を完成させる、というプロジェクトをついに達成し、成功本刊行へのメドが立ってきたようです。大説とは方向性の違う活動ですが、とりあえず楽しみ。


最後に、本拠地。
本人日記でも示唆されていた公式サイトの立ち上げですが、5月1日より、カナダ人漫画家・カイ=チェンバレンさんとの合同サイト・bbb circleがオープンしています!
サイトでは、週二回更新ペースで、流水さん原作による4コマ漫画『TERIYAKI GIRLS』を現在無料公開中。この漫画も含め、サイト内はすべて英語で書かれているのですが、よくよく読んでみると使われてるのはかなり優しい表現ばかりで、中学英語がわかる人なら、ほとんどの内容は理解することが出来ると思います。
サイトの名前とか全文英語表記の意味とか、何やら謎な部分が多く、どう考えてもただの公式サイトで終わるはずがないことは、まず間違いなさそう。先ほどの水野俊也さんやカナダ人アーティスト・タイソンさんなどもこのサークルの一員らしく、またこれから先さらにメンバーが増える可能性もあるとか。何やら国を超えた企みが動き出しているようです。


いやーしかし、凄いなぁ流水さん…。ここ数年の経験を足がかりに、どんどん飛躍していってるぜ…。