これまで、自分が少しも関わったことがなかったとしても。


何かを生み出していた人が死んでしまうのは、吐くように辛い。
それが、まだ駆けだして間もない人であれば、なおのこと。
例え、生きている間に、その人の生み出した何がしかに出会っていたとしても、絶対に何もできやしなかったとは思うのですが。
やり場のない後悔に苛まれます。
抱える必要のない、感情なのかもしれませんけれど。
けれど。
まったくの偶然とは言え、できたばかりの『死』を知ることが出来たのは、やはり何か『えにし』を感じてしまうから。
だから。
伊藤計劃さんに、心からの黙祷を捧げたいと思います。
著作、これから読ませて頂きます。
そして自分の人生に、新たな『えにし』を運んできてくれた篠房六郎さんにも、心から感謝です*1
ありがとうございました。


虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

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METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS

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ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

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*1:人の死を知らせて感謝なんて、不謹慎極まりない表現ではあると思うのですが