これまで、自分が少しも関わったことがなかったとしても。
何かを生み出していた人が死んでしまうのは、吐くように辛い。
それが、まだ駆けだして間もない人であれば、なおのこと。
例え、生きている間に、その人の生み出した何がしかに出会っていたとしても、絶対に何もできやしなかったとは思うのですが。
やり場のない後悔に苛まれます。
抱える必要のない、感情なのかもしれませんけれど。
けれど。
まったくの偶然とは言え、できたばかりの『死』を知ることが出来たのは、やはり何か『えにし』を感じてしまうから。
だから。
伊藤計劃さんに、心からの黙祷を捧げたいと思います。
著作、これから読ませて頂きます。
そして自分の人生に、新たな『えにし』を運んできてくれた篠房六郎さんにも、心から感謝です*1。
ありがとうございました。
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 817回
- この商品を含むブログ (326件) を見る
METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/13
- メディア: 単行本
- 購入: 34人 クリック: 919回
- この商品を含むブログ (84件) を見る
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
- 購入: 50人 クリック: 931回
- この商品を含むブログ (329件) を見る
*1:人の死を知らせて感謝なんて、不謹慎極まりない表現ではあると思うのですが