『good!アフタヌーン初号』

good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]

good (グッド) ! アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]


創刊号に名も知らぬキャラのフィギュアをつけるという大英断を買い、購入。
べ、べつにこれから買い続ける気はないんd(ry

純血のマリア

もやしもんの石川先生の新連載。100年戦争の時代に生きた、一人の魔女(処女)の物語。
これは『ダ・ヴィンチ』の書評がすごく的を射ていたと思います。石川さんは、もやしもんのようなほのぼの路線と、壮大な物語を描くシリアス伝奇路線の二つの作風を持っているのですが、この作品ではその二つの作風が、うまく融合しているような感じ。物語はまだまだ序盤ですが、登場人物の魅力もうまく描けていて、つかみは上々だと思いました。ていうか描きこみが凄すぎる。アシスタントなしでここまでやるとは…。
あ、あとマリアのフィギュアですが、小さいながらも丁寧な作り込みで、思った以上に満足でした。しかし、コートとの合体をミスって、早くも千切れが…orz これだから不器用なのはいやなんだ!

路地恋花

久々に、いい淡い恋愛モノを読みました。胸がきゅんきゅんしますw
手作り本職人さんか…そういう世界もあるんだなぁ。

赤い空÷白い雲

三編のギャグオムニバスですが、どれも手堅く面白かったです。最後の話はオチに気づくまでちょっとかかったけど…。

地獄堂霊界通信

何この三人悪!可愛すぎるんだけど!!原作の前嶋昭人による、泥臭い憎たらしさが減少しているのは少々残念ですが、これはこれで、自分的には全然アリです。妖怪おやじにさえ、不思議な色気が生じてるではないか!
ま、ひとつ厳しいことも言ってみると、やや説明が多かったのが気になりました。登場人物達に全部喋らせてるからでしょうか…別枠の第三者視点にしておけば良かったかも知れない…。そのせいで、なんとなくストーリー運びが悪いような気がしました。
いや、それにしてもかわゆすぎる。特に椎名がヤバイ。ひょっとしてみもりさんは、俺の中の眠れる正太郎コンプレックスを呼び覚ます気か!うおおおおおおおおおお(悶)!

巨娘

やっべえ初めて読んだけどこの漫画面白すぎるw ハチャメチャなストーリーと、コマの間にぼそっと書かれたナレーションがミスマッチで癖になる…。単行本買ってみようかしら。ちなみに自分はトオルさんがスキです。彼女にも友達にもしたくないですがw 300メートル先から眺めてるのも危険そうだ。漫画の外から見てるくらいがちょうど良いw

ハルシオン・ランチ

この絵柄でギャグってのも凄いですが、普通に面白くてさらにビックリ。何でも食えるというSFな設定が良いです。あと、隠れSF女可愛い。