「んんっ?結婚したのと三島由紀夫賞を受賞したのを思い出したよ!」

俺の嫁と言う言葉があります。
オタクにとっては日常的な言葉ではありますが、要するに、キャラへの愛情を示す愛称です。まいふぇいばりっとというわけですね。
自分は、昔からこの言葉になんら知らんコンプレックスを持っていて、自分が「俺の嫁」を使うことにためらいを覚えていました。それは、オタクと割り切れていない未熟さから生じる、オタクに対する嫌悪感からきていると思っていたんです。「俺の嫁」とか痛すぎるだろ…みたいな。
ところが、最近あちらこちらに出入りするようになったところ、人が「俺の嫁」を語っているときには、気持ち悪さなど感じず、むしろうらやましささえ感じている自分に気づいたんです。
で、その辺の自分の心理を最近ぽつぽつと考えていたところ、結論が出ました。
つまり、自分にとって「俺の嫁」とは、精神的に近しい人を身内のように呼ぶことと近しいということでした。年長者に対する「アニキ」とか「姐さん」とか「オヤジ」とかとおんなじで。で、そんな風に、自分の好きなキャラを砕けて呼ぶことに、ある種の気恥ずかしさを感じていた、と。
いやいやでもでも、こんな素敵ワードを使いこなせないようじゃ、オタクの名が廃るってものでしょう。というわけで、ちょっと「俺の嫁」宣言をしてみたいと思います。生まれて初めてのことなので、少々緊張していますが、ご静聴くださると嬉しいです。
それでは。おほん。



弥子は俺の嫁



奈美は俺の嫁



セルティは俺の嫁



そしてユヤタンは俺の婿だぜ!!!


……。
勢いでやった。反省はしていない。
これからは、もっと自然に使いこなしたいところ。
よろしければ、みなさんの「俺の嫁」も教えてくださいな。