『"文学少女"と殺された莫迦(前編)』 井上堅二


"文学少女"と殺された莫迦
作者:井上堅二竹岡美穂葉賀ユイ

「源氏、頑張る」

明久の手紙を“文学少女”が食べた時、信じられない味がした!? 
バカな明久を教育するため“文学少女”がFクラスにやってくる!
そしてその時、事件は起こってしまった!!
「ム、ムッツリーニぃぃぃぃぃ!!」
驚愕する明久、怯える瑞希。惨殺寸前の雄二……? しかしそこで“文学少女”は立ち上がった――!?


お、俺のムッツリーニがぁぁぁぁぁぁ!!!
…失礼。取り乱しました。
と言うわけで。
FB Online特別企画。『バカとテストと召還獣』と『"文学少女"シリーズ』をコラボさせたスペシャル小説です。
内容は、文月学園にやってきた遠子さんと心葉が、あまりにも文章がヘタクソな明久に勉強を教えに行く、というもの。
執筆を『バカテス』の井上先生が担当しているのですが、そのせいか、文学少女チーム、若干Fクラスメンバーに押されぎみw ボケ担当が急増したことによる心葉の消耗が心配されます。一応、"文学少女"シリーズに乗っ取って、下敷きとなる作品も用意されてたり、なんとなく殺人事件的なことが起こったりしますが、まぁ、上下左右、どこから見てもまず間違いないギャグ小説ですので、肩肘張らずに読めちゃいますよ。後編は、8月8日にupされるようですので、今から楽しみにしておきませう。
ところで、自分、バカテスはまだ1巻しか読んでないんですが、明久と姫路さんの関係って結構進展してるのかなぁ。遠子さんがずばずば訊いてきても、二人とも全然あせってないし。バカだからよくわかってないだけ?*1

*1:ひどい