IN-POCKET4月号

スペシャルインタビュー 西尾維新


クビキリサイクル』文庫化・西尾維新文庫創刊についてのお話。

  • 西尾維新文庫』というのは、洒落を効かせたデザインでもなんでもなくて、本当に本当の講談社文庫内の新レーベルなのだとか。文庫の新しいフォーマットを模索しての試みなんだそうです。じゃぁこれからも、こんな感じの『○○文庫』はどんどん増えていくんでしょうか。10年あとくらいに、流水とか舞城とか佐藤とかを新装版で出すことがあれば、ぜひ『流水文庫』『maijo文庫(笑)』『ユヤタン文庫(爆)』を旗揚げしてほしいですな。
  • 文庫版に解説はなしだそうです。何故かと言うと、『解説が必要なほど複雑なことは書いていないですし』とのこと。自分は文庫の解説、超大好き人間なのでちょっと残念…(悲)。
  • 誤字脱字などの細かい修正以外は、ほとんど文章をいじっていないそう。この辺は、数年たってハードが進化したらソフトの性能も向上させる=全面改稿するべき、という流水さんの考え方とは違っていて興味深いです。
  • メフィスト投稿時代は1週間につき1作品投稿(月〜木でプロットを練り、金〜日で執筆)という化け物っぷりを発揮していた西尾さん。宇山さんが『この人がフル稼働したら講談社ノベルスが1年もつ』と言ってたのも頷けますね。

ちなみに、自分まだ文庫版買ってません。表紙画やデザインだけでもう十分買いなんですが…。ノベルス持ってるしなぁ、とか思ったり。『彩紋家事件』と『水没ピアノ』は買ったんですけど。