「……みぃ。」

ひぐらしのなく頃に 第四話~暇潰し編~ (講談社BOX)

ひぐらしのなく頃に 第四話~暇潰し編~ (講談社BOX)

昭和53年、雛見沢。
建設大臣の孫の誘拐事件を追ってきた公安の新米刑事・赤坂衛は、その地で不思議な少女・古手梨花と出会う。
古くからの風習が息づき、「ダム建設反対運動」が激化している敵地の中、梨花をもうすぐ生まれてくる子供と重ね、接する衛。だがそのひと時は長くは続かなかった。「オヤシロ様」の生まれ変わりと崇められる彼女は、衛の前で突如豹変、彼に重大な警告を発する……。
ひぐらしのなく頃に暇潰し編』にして、『出題編』の完結巻。時間はもう、巻き戻りはしない。

読 了 。
おっしゃ。これで『出題編』はすべて把握したことになります。
しかしわからん。
推理する要素はすべて揃ってるはずなのに、ぜんぜんわからんんn〜〜!
…解説すると、今回の話はなんとなく外伝的な位置づけになっていて、前3作から5年時間をさかのぼった、すべての元凶とも言える(?)ダム建設反対運動まっさかりの時期が中心に語られます。『ひぐらし』レギュラーメンバーの中で登場するのも、梨花ちゃまと魅音のみ。とは言え、ストーリー的にはかなり重要なところなので、全然『暇潰し』ではありません*1。『祟殺し』の過去編のような印象も受けますが、微妙に細部が異なるような気がしないような事もないような…。また読み返さないと。
とりあえず、梨花ちゃま可愛い。赤坂も変態っぽい。大石がいい奴に見える。麻雀のパートが楽しすぎる。*2
うーん、まだノートにも書き出していないし、完全に推測の段階ですが、自分はパラレルワールド説に一票。4つの『出題編』が実際にリンクしていて、各々のキャラクタは複数の雛見沢を行ったり来たりしてるのでは?…たぶん違うな…。
あああ、早く『解答編』を、一刻も早く『解答編』を小説化してくれ!!

*1:Gen9は、『暇潰し編』は何の事件も起こらない、平和な雛見沢を描くエクストラエピソードだと思ってました

*2:本編で純粋に楽しめたところを挙げてみた。