『デュラララ!!×3』 成田良悟
- 作者: 成田良悟,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/08/10
- メディア: 文庫
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「笑える程に、卑怯な奴だなお前は」
『ダラーズ』のボスは、友人の想いに気づけていなかった。
『黄巾賊』の将軍は、過ぎ去った過去に囚われつづけていた。
『罪歌』の母親は、子供たちがしでかした事件の責任を感じていた。
『黒幕』は、自分の思い通りに人間たちが動いていくのを楽しんでいた。
『寿司屋』は、池袋を心から愛していた。
『仮面の研究者』は、自分の盗んだものを再び取り戻そうとしていた。
……そして『首無しライダー』は、抗争を防ぐために、奔走していた。
連続辻斬り事件からしばらくが経過した東京・池袋。誤解が誤解を呼び、この街を分かつ三つの集団の間に、不穏な空気が漂い始める。それぞれのトップが自分の思いを乗り越えるとき、誰もが望まない三つ巴の戦いが始まってしまうのか…?
読み終わってからずっと頭ん中を占めている感想が、セルティ可愛いいい!!とサイモンかっけえええ!!ばっかで、自分の中での主役3人の扱いがあまりにも低いことに気がつく。いや、無視しているわけじゃないんですよ。それ以上に2人の存在感がでかいだけです(ヲイ)。
とは言え、少し言及すると…紀田の心情は、割と自分にも覚えがあるものだったりして、感情移入しながら読み進めることができました。
でもやっぱりアレですね、セルティの可愛さは異常すぎますね!(結局そこに戻る)×××の癖に……、なんであんなに可愛いんでしょう。成田先生は天才すぎる。萌えの新ジャンルかもしれませんね。そして、今回はサイモンにも見せ場が合ってとても大満足でした。
次回こそ、二次元コンビが活躍してくれることを祈ります。平和島静雄の弟も出てくるみたいだし、なによりセルティ中心のストーリーに戻るみたいだし。3月が待ち遠しい。
しかし、久しぶりに感想書くと、いまいちどう書いたものかわからないなぁ。ズレたことばかり書いてる気がする。元からそうかもしれないけど。