監獄・娑婆で馬鹿騒ぎ。

1934年。『脱出不可能』の監獄アルカトラズ。そして『復興の街』シカゴ。
絶望の内と希望の外。二つの場所に奇妙な者たちが集いだす。
『カモッリスタ』は愛する者を守るため刑務所に。⇔ 『副社長』と『新人カメラマン』は情報を得るためシカゴへ。
『殺人狂』は不死者を殺すため刑務所に。⇔ 『破壊魔』は兄貴分の代わりにマフィアに誘われてシカゴへ。
『便利屋』は依頼を遂行するため刑務所に。⇔ 『研究者』は実験体を収集するためシカゴへ。
『不死者』は最初から刑務所に。⇔ 『赤目の吸血鬼』は友達のためシカゴへ。
『泥棒』は普通につかまって刑務所に。⇔ 『造られた者たち』は創造主の命令に備えてシカゴへ。
獄中と娑婆。二つの場所で思惑は絡み合い、それはひとつの最悪の結果へと発展する…。
バッカーノ!』シリーズ、最大ボリュームで送る前半戦。


「完結編」まだ未読なので感想は後で書きます。
でも、一言だけ。
グラハム・スペクターは素敵すぎますね。