週刊少年ジャンプ1号


魔人探偵脳噛ネウロ
燃える展開です。ネウロが今まで敵に蹂躙されることなんてほとんどなかったので、ショックと同時に異様に興奮しています。こっからネウロがどうやって巻き返していくのか。来週が楽しみすぎる。
しかし、今回の話で本当に「シックス」たちが他の犯人たちと格が違うことを思い知らされました。豹変犯人が必死に作った犯罪などまったく相手にならない凶悪さ。Gen9は、ネウロを読むとき、『犯人たちが作り出した謎』を『ミステリ』と解釈することが時々あります。今回も、そんな風に解釈して読み解くと、なんかミステリ読みにとってめちゃめちゃドキドキする展開なんですよ。『ミステリ』を、『謎を作りだす人間』を滅ぼさんとする敵と、『ミステリ』を守るために戦うネウロ。…ふふ、熱い!熱いぜ!!*1……一応、推理漫画を名乗っていながら、こんな風にミステリの枠の外で話を進めていく展開が面白すぎます。コレでシックス編終了後最終回じゃなかったら、逆にちょっと怒ってしまいそうな盛り上がりっぷりですよ。
しかし、ヤコがDRの攻撃を過去形で語っていたということは……防ぐの間に合わなかったの…?


PSYREN
みえるひと』の岩代俊明先生新連載。
とりあえず読んで、一番最初に抱いた感想はジャンプっぽくない、でした。
いや、面白くなかったわけじゃないですよ。むしろ、謎だらけのサスペンス漫画でこれからどんな展開になっていくのかとても気になります。絶対これから追いかけていきたいと思わせるストーリーの漫画でした。でも…。
感覚論で申し訳ないんですけど、なんというか、ライトノベルっぽい。漫画じゃなく小説で、ジャンプではなくスーパーダッシュ文庫などで発表されればきっとものすごくしっくりくると思う。自分の中では、ライトノベルとジャンプって全く相容れない存在なので、ラノベな雰囲気を持つこの作品にこんな『違和感』を覚えているのだと思います*2
ま『違和感』といっても嫌悪するとかそんな感じではないです。このまま連載を続けいってこの『違和感』を持続させれば、『独自の雰囲気』という持ち味に昇華できるかもしれません*3。めちゃめちゃ面白そうな気配がぷんぷんするし、期待したいです。

*1:落ち着け

*2:ジャンプSQで『紅』漫画版を読んだときも、似た違和感を覚えました

*3:ネウロがそうであったように