ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

観に行きました。
最高でした。
「破」も絶対観にいくぜ。
Gen9は“エヴァフリーク”でもなければ、“エヴァファン”でもなく、せいぜい“エヴァ好き”に分類される人間です。なので、劇場版の批評とかその辺は、フリークの皆さんにまかせることにして、自分は純粋に楽しもうと思いました。
でもひとつだけ。
TV版エヴァで一番スキなシーンはシャムシエル戦が終了した後の夕焼けに照らされる使徒と初号機。影で表現され、ひぐらしの鳴き声が響き渡るあのシーンが最高に好きで、今回どんな風になってるのか楽しみにしてました。
でも、劇場版でそのシーンは消されていました。代わりに挿入されていたのは、雨のシーン。崩壊し消滅したシャムシエル使徒の触手だけが残り、沈黙したエヴァに降り注ぐ雨、雨、雨…。
ああ、と。それを観て自分は落胆するでもなく失望するでもなく、淡々と。
これは「エヴァンゲリオン」じゃなく「ヱヴァンゲリヲン」なのだな、と悟りました。

以下、普通に感想。
・CGがとにかく綺麗。TV版と比べて迫力が数段増してる。
シャムシエルの肋骨足が予想以上にわきわきしててキモかった。
ラミエル戦、ヤシマ作戦がすごい。広報スタッフの話ですごいことはわかってたけど、ここまですごいとは。ラミエル、ドえらいことになってた。アレを観るだけでも劇場へ足を運ぶ価値がある。
・お話は今のところTV版にほぼ忠実。しかし、設定などに細かい違い。
・レイの裸に特に隠しがなかったのは、劇場版だからこそのサービスサービスゥ!ってやつなのだろうか。
・スタッフロールのあとの次回予告…。TV版のノリそのまま。なんか安心した。しかし、予告内容が…すげえ。もう次から全く予想付かない。全然別の話になっていくはずだ。
・展開がややテンポ早めなので、新規の人はわかりづらいかも。と思った。