キャラの顔写真がほしいところ。

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

共鳴せよ!私立轟高校図書委員会 (2) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

大まかなあらすじ!
これは、とある教育機関(私立轟高校)における、
知的欲求を満たす物資の調達及び管理を目的とした
組織活動(図書委員会)を主にフューチャーし、その上で
日常あるある系を目指した(共鳴せよ!)作品である。
―2巻帯より抜粋。


読むと笑える漫画がある。読むと恐ろしくなる漫画がある。読むと泣ける漫画がある。
が、読むと安心する漫画って、みなさんあります?
Gen9にとってこの作品がそれにあたります。
適度にあるあるネタを仕込みつつ、ちょっとアクが強めな図書委員たちのありそうでなさそうな日常を描くハイスクールコメディ漫画。
無性に笑えるわけでもない。でも、ほんわり面白くてずっと手元においておきたくなる。そんな漫画がこのどろ高なのです。
通常は4コマ漫画ですが、番外編は普通のコマワリの漫画になる、という逆転構造もまた面白い。
委員たちを愛せれば、きっとみんな好きになるはず!
というわけで登場人物紹介!

・福家亮平(ふくや・りょうへい)
委員長。やや天然なところもある能天気な少年。年中夏服で通す元気なやつ。しかし、運動好きそうな見た目に反して趣味はオークション、ネトゲというネット中毒者。

・三村真亜子(みむら・まあこ)
副委員長。適度に真面目なメガネ少女。お飾りの委員長を影で操る図書委員会の実質リーダー。名前がカワイイ。

・由島凛(ゆしま・りん)
会計。サバサバした性格の女の子。かなりのゲーマー。的確にボケに対処するツッコミ担当者。三村曰く「百人一首で言うところの蝉丸みたいなの」。

・青山憲司(あおやま・けんじ)
書記。真面目で堅物な少年。でも比較的面倒見のいい友達思い。でも時々そんな自分に酔いしれる。

・黒田蝶子(くろだ・ちょうこ)
スポーツ万能、成績優秀、おまけに誰にでも優しい轟高校指折りの美少女。しかし、その正体はとてもとても偏った趣味を持つ腐女子。BLネタでどろ高のボケ役に大きく貢献。銘台詞→「俺の下でもがけ!(ハァハァ)」

・木下久仁也(きのした・くにや)
寡黙で無表情な長身の少年。しかし、とても思慮深いどろ高の良心。名門中学から編入してきた経歴を持つ、超お金持ちの息子。

・須藤慶文(すどう・けいぶん)
成績面、運動面、どれをとっても平均前後という「普通」究極にを極めた少年。押しに弱く、アクの強い委員たちに流されやすい気の毒な人。恋に恋するミステリ好き。

まったり面白い文系ハイスクール4コマ。実際どんな話か読みたい方はゼロサム誌を立ち読みしてみてください。それから購入に踏み切っても遅くはない。それでは今日も、この漫画を枕元において瞼を閉じたいと思います。

はふう。満足満足。ぬくぬく。