ぢこくへんよんでみようかな。

昨日の「あらすじで見る世界の名作」の感想。
プレゼンターによって完成度に随分と差があるなぁというのが率直な印象。
ジーキル博士とハイド氏」はモンキー・パンチのアニメだって聞いてたから期待してたのに、CGにしたせいでいまいち彼がデザインしたことがわかりづらかった。セル画アニメにしてくれれば良かったのに。残念。人間失格はウエンツ演技うまいなと思った。最後の地獄変には感動。歌舞伎役者をプレゼンターに抜擢したのは大正解だったと思う。鬼気迫る熱演だった。
それにしても、なんで「蹴りたい背中」をあの中に入れたんだろう?読んだことないからよくわからないけど…。古典的名作が名を連ねている中、なんでひとつだけ最近の作品を?やっぱり話題性かなぁ。あんなに断片的なツギハギドラマじゃ、綿矢さん怒りそうな気がするけどなぁ。
でも、古典作品を紹介するってのは、なかなか面白い企画かも。ありがちな言い方だけど「読んでみる気にさせる」番組だと思った。レギュラーじゃなくても良いから(むしろ毎週はイヤ)特番でまた何回かやってほしい。