「大決戦!超ウルトラ8兄弟」



DVDで見ましたー。
世界設定の違う、平成のウルトラマンと昭和のウルトラマンを繋ぐ作品ということで、前々から期待していたのですが、うん。なかなかに面白かったです。
ウルトラマンのいない平行世界を舞台にしているということで、正義のチームではなく自衛隊が攻撃をしたり、怪獣によって被災した人々がクローズアップされていたりして、通常のウルトラシリーズとは違う演出がされているのが印象的でした。
ラスボスであるギガキマイラも、以前画像を見たときは「すっげぇキモイデザインだな!」って感じでしたがw、実際見てみるとCGの作りが実に精巧で、動きもなめらか。視聴前は弱々しそうな印象しかなかったのですが、実際見てみると意外なほどに異様さと迫力を兼ね備えていて、見応えありました。
ドラマ部分も、夢をあきらめないっつー王道な路線を、ウルトラマンへと変身するまでの課程と重ねて描いていて、なかなか良かったと思います*1。個人的には戦闘シーンが少なかったのが残念だったなぁ。前作がボリュームたっぷりだっただけに、なおさら。
それと、映像特典のデジタルギャラリーに掲載されていた、グランドタイラントのデザインがヤバイ。モチーフになってる怪獣も人気のある奴ばかりで、実に豪華な印象。没アイデアで終わらせないで、なんとか映像化してほしいものです。

*1:ラストの日本丸航行のところは、ツッコミどころが多すぎてちょっと着いていけなかったけどw