「絶望にこそ 輝きがあると 誰かに聞いた」

かくれんぼか鬼ごっこよ

かくれんぼか鬼ごっこよ


買ってきました。
聴きました。
…うふぉ…すっげぇ…。
全部が全部鳥肌。全部が全部名曲。
今までの自分の人生、ロックとゆーものが介入することはほとんどなかったのですが…そうか、これがロックンロールっつー文化の凄さか…。
大槻さんに関しては、自分は全然知らないの素人なので、下手に色々と批評ぶってみるのも自爆行為でがしょう、ということで控えますが、いや、しかしほんと名盤だと思う、これは。
大槻さんが絶望先生を読み込んでいるのかどうかはさだかではないのですが、曲のあちこちから絶望のキャラクタたちの内面世界がドバドバ吐き出されてる、そんな感じ。特にヤヴァかったのは、絶望少女の構成がマ太郎一人の「ヒキツリピカソ・ギリギリピエロ」*1。本編では、壮絶な生い立ちを背負いながら基本的に無邪気なマ太郎の、心に隠し仕舞い込んだ深層心理が引きずり出されているようで、聴いてて頭の中が変な風にまぜこぜにされました。
他にも、ひねくれ者でも涙腺うるむあったかクリスマスソング「無神論者が聖夜に」とか、望先生の後ろ向きでぬるくて呆れるような、でも憎めない心情を歌った「さよなら!絶望先生」とか、大槻さんを知らない人でも、絶望先生ファンなら聴く価値あり、な名曲満載!もちろん、逆もしかり!いやー自分にとっては結構な出費でしたが、全然サイフに痛くねぇ!実に良い買い物でした!
これは筋肉少女帯も、聴き漁らなければ!

*1:と言っても、この曲は大槻さんの作詞ではないのですが