11月読んだ本まとめ【漫画】

カタリベ

カタリベ (SPコミックス)

カタリベ (SPコミックス)

もやしもんの作者・石川雅之さんの初期の作品。倭寇が蔓延る海を舞台に繰り広げられる、海洋冒険活劇。
おそらく、時代は平安の頃だと思うのですが、どこか漫画版ナウシカのような、初期の宮崎作品に通じる雰囲気があって、実に魅力的な作品でした。ていうか、普通に面白いんだけどこれ!もやしもんより好きかもしれん。人気がふるわなかったのか、物語は唐突なところで終わってしまっているのですが、これはぜひ続きを読んでみたい。いつのひか、連載が復活する時が来るといいなぁ。

人斬り龍馬

人斬り龍馬 (SPコミックス)

人斬り龍馬 (SPコミックス)

これまた石川雅之さんの初期作品。坂本龍馬が実は新撰組のメンバーをことごとく殺害していた、という大胆な解釈で描かれる表題作初め、いくつかの時代劇漫画が収められています。
自分が気に入ったのは、『神の棲む山』。これは他の短編とは少し異なり、時代設定もいまいちはっきりしない、カタリベの雰囲気に近い作品なのですが…やっぱ好きだなぁこの感じ。『純血のマリア』ももちろん楽しみなんだけど、こっち方面の石川作品も、いつの日か復活してくれるといいなぁ。

蟲師10

蟲師(10) (アフタヌーンKC)

蟲師(10) (アフタヌーンKC)

シリーズ降幕作品。とは言え、明確にギンコの旅に終わりが告げられるわけではなく、それまでの旅路で語られたギンコに根深い事象を総括するような内容になっている、くらい。続きを描こうと思ったら、できないこともないのかな…。とりあえず、漆原さん、お疲れ様でした。

賭博覇王伝零1〜6

賭博覇王伝 零(1) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(1) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(2) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(2) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(3) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(3) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(4) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(4) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(5) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(5) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(6) (KCデラックス)

賭博覇王伝 零(6) (KCデラックス)

一気読みしたよ零。少年向けだから、ちょっとぬるめなのかなーとも思っていたのですが、いやはや、面白すぎます。ゲームの内容は、算数が入ったりで、子供でもわかりやすくはなってるのですが、駆け引きがハンパないです。

謎の彼女X

謎の彼女X(4) (アフタヌーンKC)

謎の彼女X(4) (アフタヌーンKC)

マンネリになってきたように見せかけて、最後に衝撃的な展開が。椿どうしたコラ!続きが非常に気になります。そして丘の私服姿がヤバすぎます。

貧乏神が!

貧乏神が! 1 (ジャンプコミックス)

貧乏神が! 1 (ジャンプコミックス)

勢いで買ってみました。ジャンプSQの連載作品。話はまだまだ序盤なので、展開がノってくるのはこれからかな。とりあえず、牡丹かわいいよ牡丹。アクティブなネクラっ娘萌え。

サナギさん

サナギさん 1 (少年チャンピオン・コミックス)

サナギさん 1 (少年チャンピオン・コミックス)

id:makaronisanさんに影響されて購入。うわーなんだろうこの雰囲気。ありそうでなさそうな、日常のひそみを掬い上げてるような、この感覚。ほんわか面白くはあるんですけど。あるあるネタ漫画の、その先を行ってるような感じ。他に類を見ない、漫画であることは間違いないです。早く全巻読まなきゃ。

アオハルッ!1〜3

アオハルッ! 1 (プリンセスコミックス)

アオハルッ! 1 (プリンセスコミックス)

アオハルッ! 2 (プリンセスコミックス)

アオハルッ! 2 (プリンセスコミックス)

アオハルッ! 3 (プリンセスコミックス)

アオハルッ! 3 (プリンセスコミックス)

id:nadunaさんに影響されて購入。漫画版「地獄堂霊界通信」を描いてらっしゃる、みもりさんのオリジナル作品。6人の新中学生たちの、瑞々しい青春を描いたラブコメディ。完全に恋愛に移行してるワケじゃなくて、まだ幼さや純粋さの残る子供達の、背伸びした感じもある「青春」が眩しくて仕方ない…。序盤のほうで連載が終了してしまったのが残念。ちょっと未熟な感じもあったけど、続き読んでみたいものです。

らき☆すた1〜3

らき☆すた (1) (単行本コミックス)

らき☆すた (1) (単行本コミックス)

らき☆すた (2) (単行本コミックス)

らき☆すた (2) (単行本コミックス)

らき☆すた (3) (単行本コミックス)

らき☆すた (3) (単行本コミックス)

弟が買ったので読み。ふーむ、アニメ版に比べると、なんとなく地味な感じはあるんですが、いつのまにやらページをめくる手が止められないという不思議。基本山なしオチなし意味なしなのに、なんでか読みたくなる中毒性があります。さて、4巻も吸い寄せられるように、読むとしよう。