『モーニング2 14号』


モーニング2 2008年 7/2号 [雑誌]

モーニング2 2008年 7/2号 [雑誌]

書影がなかったのでとりあえず先月のを。


TAGROさん表紙(裏)記念!!ということで思わず買ってきちゃいました。
祝杯をあげつつ、ちまちまと読ム。

ファンタジウム

この作品は奇術好きとしては気になってるんですが、いかんせん全然話を追ってないのでわからないんですよね…。
機会があったらしっかり読みたいモノなのですが。

変ゼミ

水越さん主役。彼女が出張ると変態成分が400パーセントぐらいあがるということがわかりましたな。
しかしなんつーか、女性からの性の視点が上手いよなぁ…。男性のもにょもにょをこんな風に論理的かつ変態的に解体・解説しまくる姿は、鳥肌が立ちつつも、非常に興味深かったです。今までのエピソードで一番の面白さだったかもしれない。

聖☆お兄さん

新キャラ続々ですね〜大天使の皆様方。今までは特にその辺の書籍をあさることなく、素のままの知識で楽しんでいたのですが、彼らの登場でちょっと背景知識を知った方が良いかもな〜と思ったりしました。破壊天使とか癒しの天使とかわからないもんな〜。

ドリフターズ

アダチケイジさんの新連載2回目。前回のも立ち読みで読んではいたんですが、感想書くのをすっかり忘れていました。
規律にまみれた田舎の小学校に、権力のサレブレットと称される美少年が転校してきて、様々な陰謀が渦巻いていく、というストーリー。とは言え、やってることは馬鹿馬鹿しかったりなんだりで、ようするにギャグ漫画ではあるのですが、登場するキャラすべてがその行動に何の疑問を抱くことなく、極めてシリアスに振る舞っているおかげで、作品全体に、シュールの一つ上を行ったような奇妙な雰囲気が流れています。ギャグとして読むのが正しいのか、シリアスとして読んでいくのが正しいのか。どうかするとある種の狂気のようなものさえ感じられることも。様々な読み方ができる漫画だと思います。
この人の作品はデビュー時から凄く好きで、今回の連載は彼の持ち味が上手いこと昇華されてるような気がしているので、さりげにとても期待しています。

Kinono's kiwifruit comic tales

台湾人・Kinonoさんの短編。やっぱ台湾人の方の絵はいいなぁ。西洋でも東洋でもない、暖かみのある絵が大好きです。

PEEPO CHOO

アメリカ人・フェリーペ・スミスさんの連載。性も暴力も非常に直接的に描かれていて、破壊力があります。これも気になっている作品ではあるんですが、やっぱちゃんと話を追ってないのでいまいちストーリーがわからない。まぁそのうち…。