『フランケン・ふらん2』 木々津克久

フランケン・ふらん 2 (チャンピオンREDコミックス)

フランケン・ふらん 2 (チャンピオンREDコミックス)


待ってましたの第2巻。
いくつか立ち読み逃した話があったので、それについて感想。

BEAUTIFUL WORLD

色覚細胞を増やすというのは、小学生の頃「鳥類が認識できる原色は4種類ある」という話を理科の時間に聞いてから、子供ながらに憧れていたのですが、この話を読んで、やっぱり3原色が一番だという結論に至りました(笑)。あーでもやっぱサブとしてX線が視える目とかあったら便利そうだなぁ…。
あと"森の彼女"の正体ですが、ちらりと見えたもじゃもじゃ姿から、第7話に登場した女の子の再改造ver.ではないか…とか思ってます。完全に妄想ですが。

SNOW LIGHT

ふらん初のいい話(?)。使命感より好奇心のほうが優先されたり、異常な手術を施したり人間とは感覚がかなりズレてる彼女ですが、人を助けたい、という気持ちは本物なんだなーとほのぼのさせられました。まぁ、一人犠牲になった方がいたわけですが…。なんとなく、ブラック・ジャックを彷彿とさせる話でしたね。
あと、「単行本読みました」とか(笑)。そういうメタありなんだこの漫画…。墓場鬼太郎みたい。


それと今回の表紙画ですが……けしからん!もっとやr*1
ところで、今回ラストに登場したヴェロニカですが、改めて考えるに、この娘、体の構造どうなってるんでしょう。刃物とか機械仕掛けの凶器とか、どう考えても身体に連結されてるとしか思えないポージングで飛び出してくるんですが…。『プルートゥ』のノース2号みたいな感じかなーと思ってたんですが、表紙画で剥かれてる姿を見るにつけ、普通の身体してるし…。謎だなぁ。

*1:どうでもいいことですが、TSUTAYAの店員絶対内容チェックしてない。エロマンガの新刊コーナーに平積みされてたもん。