『空想科学読本6』 柳田理科雄

空想科学読本6

空想科学読本6


待ちに待ってた最新刊!今回も笑かしてもらいました!
今作は、今までのシリーズからすると少々異色で、全国の高校の図書館に配信されていたFAX『空想科学 図書館通信』の原稿を元に構成されてます。読者からの質問に答える形式なのですが、質問者がイマドキの子供らばかりなこともあってか、取り扱うテーマも最近のモノが多め。「NARUTOの影分身」「ハガレンの大佐の指パッチン着火」「ゾロの三刀流」「ドラゴンボールにおける戦闘力の意味」「ネウロのジャンプ500円玉潰し*1」などなど…。ゆえに、今まで以上に楽しんで読むことが出来ました。ただ、最近のマンガばかりのためか、背景設定に少し不勉強が目立った気もしましたが…。ま、面白かったので、よし!
さらに、今回も近藤ゆたかさんのイラスト、かなり神がかっています。わかるんだけどなんか違う、この絶妙なパチモンさ加減がたまりません。特に、彼の手によるネウロは珠玉の出来!イラストを見るだけでも購入の価値アリだと思う。
いや、久々に肩の力抜いて笑ったなぁ…。6.5も早く読まないと。

*1:まさかネウロを取り扱ってくれるとは!いつの日か、謎がエネルギーのメカニズムもぜひ研究してもらいたい!