『LOST+BRAIN 1』 藪野続久 大谷アキラ

LOST+BRAIN 1 (少年サンデーコミックス)

LOST+BRAIN 1 (少年サンデーコミックス)

催眠術を扱ったサスペンス漫画。
雰囲気が『DEATH NOTE』にそっくり、と聞いていたので手にとってみたのですが、いや本当に似てますね。でもこっちのほうが、主人公がややアサハカなような気がします。何のスキルもない状態で「世界を浄化する!」とか部屋の中で叫べるなんて、こういう表現はあんまり使いたくないけど、一歩間違えれば『中二病』だよなーとか思いました。
自分の知らない催眠術の世界を知ることが出来るのは、読んでて純粋に楽しいのですが、ストーリーはやや無理があるような気がなきにしもあらず…。いくら天才と言えど、一年で催眠術をマスターできるもんなのか?催眠術という研究され尽くしたモノを武器に、いきなり世界を変えようとか思うか?事実、催眠であることを見破られて、尻尾掴まれそうになってるじゃん!主人公の計画には粗が多すぎるといわざるを得ない!