赤マルジャンプ2008SPRING

FOO FIGHTER FUJI　三代川将

今回、一番面白かった作品。絵の技術、設定の奇抜さ、少年漫画な王道ストーリーも爽やかな読後感で、素晴らしかったです。ラノベっぽいストーリーで、良い意味で非常に優秀な漫画だったと思います。純粋に、続きがすごく読みたかったです。
唯一の不満は、見せ場である変形シーンが1ページに詰め込まれてたこと…。大ゴマで派手にやってほしかったぜ。

AMPHISBAENA-アンフィスバエナ-　渡辺一平

風変わりな作品。野球漫画なのですが「王道スポーツ？いや、ホラーかな……あれ、サスペンス？………お、ぉぉ友情モノか…」と、ぐねぐね色んな方向に曲がり続ける、しつこい変化球のような漫画でした。
主人公の造形や、心理戦を強調した対決シーンなど、興味をそそられるところは多かったですが、まぁ一発モノだよな…という印象。これで連載は正直難しいと思います。今までにないようなベクトルを目指してることはわかるんですが、そのベクトルがどこに向かってるのか、作者自身も上手く把握できてないのではないか、と思いました*1。
でも、なんかやらかしてくれそうなオーラはびしびし感じました。今後に期待したいです。

銀魂企画『銀魂』洞爺湖サミット2008

実のない話とはまさにこのことだよ！面白かったけどさ！
そんで、ラストのイラストにちょっと萌えてしまった自分が憎くて仕方ない…！

*1:違ってたら謝るしかない