「ハヤテのごとく! 11」
- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/18
- メディア: コミック
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1巻だけ読んだことあるけど、さすがに飛びすぎだったかな…。知らねー新顔が多すぎた。
とりあえず、面白かったところ。
C青山剛昌
「コナンサンタを探せ!」という誌上企画時の回。
他のマトモな連載では、漫画のどこかのモブの中にちょこちょこっとサンタの格好をしたコナンがいて、それを「ウォーリーを探せ!」的な感覚で読者が探す、というのが企画の趣旨だったのだけど…。『ハヤテ』ではそうはいかない。
開始1コマ目で、別の作品につれられてきたことで困惑したコナン(inアニメ。サンタコスではない)が「真実はひとつなのか?」ととんちんかんなことを言ったり、ハヤテが当企画に関して「それは先日30周年を迎えた『こち…」と突っ込みそうになったところを、「それ以上は企画的にもサンデー的にも言ってはいけない!」とナギが制止したり。挙句の果てには、コナンをおびきよせるために、殺人事件の起こった吹雪の吹き荒れる山小屋*1という、いかにもな舞台を用意してみたり、とやりたい放題。
『こち亀』の似たような企画のときにも『ボーボボ』や『ジャガー』といったギャグ作品は、両さんを隠そうともせずに積極的にストーリーに絡めていたけど……。企画自体を話の中心に持ってくるという構成をしている人は、さすがにいなかったよなぁ。『ハヤテ』の、この一歩進んだ話の作りは巧いなぁと感心しました。面白かった。
キャラクター人気投票の回。
1話まるまる使ってランキング紹介。これもすげーなぁ…と思ったけど、ジャンプで『太蔵』がやってたっけ。
キャラや畑先生もさしおいて、14位に久米田康治先生がランクインしてて吹いたwwしかも本人から絶望的なコメント付き。とどめの補足情報で、更に笑いました。
いやぁ、待ち合わせの暇潰しになんとはなしに開いたのだけど、予想以上に面白かった。今まであんまり意識してなかったけど、自分この作品かなり好きかもしらん。シリーズ揃えてみようかなぁ。
*1:被害者は、『コナン』でおなじみの全身黒い人