『パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.11 Eleven-plus (選抜試験)』 清涼院流水

パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.11 Eleven-plus (選抜試験) (講談社BOX)

パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.11 Eleven-plus (選抜試験) (講談社BOX)

Sacrifice at the Fatal Cross Road (因縁の十字路で殉じろ)

運命に導かれた“「ワンネス」の13人”が遂に集結。11ヶ月に及ぶ運命の物語に終止符を打つときがやってきた。運命の仲間たちとともに「ワンネス」が待ち受ける場所を決死の思いでめざすエース。そこは、忌まわしき十年前の事故現場…。
物語の始まりとなった十字路が、すべての終わりの舞台となるのか。
静寂の中、世界の神秘「ワンネス」に向かい合うとき、生命は終焉を迎える。

第11巻!
出たなぁ、Book.11。そのことにまず感動。はっきり言って、無事に刊行できただけで、Gen9はもう言うことないです。
今回の英語学習は受け答え!英『会話』をスムーズに進めるために欠かせないネイティヴな相槌が紹介されますー。エースと両親の会話も、かなり英語が入り乱れてきて、ここまでエース母がどれだけ喋れるようになったのかわかろうと言うものです。ひょっとするとBook.12は全部英語で会話されるかもしれません。
今回で、「レイ」の正体が明らかに。そして今までが終幕に向けて盛りに盛り上がった展開だったのに対し、Book.11は全体的にとても静まり返った雰囲気。嵐の前の静けさ、とも思えませんが…。
このまま、この物語は静かに収束していくのかもしれません。


もう予想なんかできっこありません。
黙って最終巻を待つのみ!
役に立たない感想でゴメン!